・体幹をほぐし鍛える「ゴロ寝ストレッチ」
ストレッチしながら体幹の筋肉を刺激できる効率のよい「ストレッチ・エクササイズ」です。
背中や腰をストレッチしながら腹筋を鍛える動作、お腹をストレッチしながら太もも裏やヒップの筋肉を鍛える動作がミックスされています。
また、骨盤のゆがみにもアプローチし、内臓が下垂したぽっこりお腹にも働きかけるのです。
①床に仰向けになり、曲げたひざを腰幅に開き、両手を頭上に伸ばします。
②.ひざから肩までが斜め一直線になるように、お尻をゆっくりと床から離します。
③.背骨を一本一本床につけていくようなイメージでゆっくりとお尻を床につけ、1の姿勢に戻ります。
④.両手でひざを抱えます。一度大きく息を吸い、息を吐きながら上半身を浮かせておでことひざを近づけていきます。
⑤.両手・両足を床につけます。大きく息を吸い、息を吐きながら両ひざを右に倒していきます。
このとき、肩が床から浮きすぎないように注意しましょう。
⑥.反対側にも同様にひざを倒していきます。
刺激が内臓全体、腸にやさしく入るので、便秘解消やデトックスの促進にも効果が期待できます。
ヒザを抱えた姿勢でゆっくりと深呼吸することで、横隔膜がマッサージされて呼吸がラクになりリラックス効果も期待できます。
横隔膜は、呼吸運動に関する筋肉の1つで哺乳類にのみにしか存在していません。
有名な疾患
一部の横隔膜が破綻してしまうことで、胸腔内に腹部臓器が迷入してヘルニアを引き起こすことがある。
食道裂孔から胃が滑脱する病態は頻度が特に高く、食道裂孔ヘルニアと呼ばれています。
子宮内膜症が横隔膜に起きた場合、月経期になると横隔膜が穿通して腹腔と胸腔が交通してしまい、気胸をきたすことがある。
横隔膜の痙攣で起こる現象が吃逆である。
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