身体のおしりの部分のことを臀部と表現することがあります。
臀部は、主に大殿筋・中殿筋・梨状筋という筋肉の他にいくつかの筋肉と靭帯で構成されています。
臀部の痛みの原因として、過度な運動による肉離れや打撲による外傷、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症により脊柱管が圧迫され炎症をおこしたことによる坐骨神経痛が考えられます。
臀部の痛みがある際考えられる病気
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄症
・坐骨神経痛
・肉離れ
・外傷など
臀部の病気の症状
・痛み
・しびれ
・歩行時痛
・痛みによる可動域の制限など
主なリハビリ方法
安楽な姿勢でマッサージや運動療法を行ったり、最初から強めのマッサージを行っていくと筋膜の炎症を起こし改善するまでに時間を要することがあるので注意が必要です。
痛みの原因が腰の場合は腰椎の牽引により脊柱管への圧迫や椎間孔が拡大され血流の改善とともに除痛効果が期待されます。また、患部に温熱刺激を与え患部組織の血流を改善ししびれや痛みを緩和させます。
生活習慣の改善や筋力低下防止の指導を行っています。
1:手技療法(マッサージ運動療法)
2:腰椎牽引(物理療法)
3:干渉波
4:マイクロ波
このストレッチでは、お尻や股関節周辺の筋肉をほぐす方法を紹介していきます。
お尻は脂肪が多い部位ゆえに冷えやむくみも生じやすいので、日頃からの実践が下半身の動きをなめらかにしてくれます。
①正座から右足を後ろに伸ばします。
右足の付け根が後ろに行き過ぎないように右つま先は床につけましょう。
少しお尻を揺すりながら、左踵の位置も真後ろ、右足の付け根、真横と一番安定するところにおきましょう。
②.そのまま、両手を前に伸ばし30秒間キープしましょう。
体重が左のお尻にかかり過ぎないように、両手でサポートして下さい。
③.さらに両手を前に出し、肘を床に付け両手のひらを合わせ、あごを軽く引き、上半身の重みを使いながら左のお尻や股関節周辺、右の鼠径部太もも前側などをゆっくり伸ばしましょう。
そのまま30秒間キープしたら、反対側も同様に動作しましょう。
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